トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目

トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目
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元プロのトランぺッターきのじーです。還暦を超え8年ぶりに楽器を触りながらラッパのあれこれツブヤキます。⇒私のプロフィールはこちら

トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目です。

管理人きのじー

1度このようにlower奏法に変え1週間試したことにより。

lower奏法が楽だと感じた点
lower奏法を試したことにより

アッパーに戻しても、マウスピースに当たる唇の位置の意識が変わりました。

上唇や下唇の位置、当てる強さがどちらが強いとかではなく。

簡単に言うと、マウスピースの丸いリムに均等に当てるイメージです。

実際には簡単ではないので、詳細は本編からどうぞ。

初心・中級者、プロを目指すトランぺッターの皆さま、毎日の練習お疲れ様です!
奏法を変えたり、戻したりするという行為を繰り返すのは決して推奨すべき事ではありません。

ただ、「奏法を今一度見直す」という意味においてのみ、私のこのバカげた検証を逆に反面教師として学び・参考にしてください。

前回はトランペットの奏法を変えて7日目「アッパーに戻しました」と言う内容でした。

前回の記事はこちら↓

トランペットの奏法を変えて7日目「アッパーに戻しました」
トランペットの奏法を変えて7日目「アッパーに戻しました」
元プロのトランぺッターきのじーです。還暦を超え8年ぶりに楽器を触りながらラッパのあれこれツブヤキます。⇒私のプロフィールはこちら トランペットの奏法をアッパーからlowe
2020-12-06 15:00

3つの注意点を定義しています。
これは本編で復習しますね。

今回はトランペットの奏法をアッパーに戻して3日目で気づいた新しい情報を共有します。

本記事も一部、プロの現場での観点・経験からお話をしています。
管理人きのじー

こんにちは還暦過ぎラッパのきのじーです。
20年前に現役を退き、トランペットを触るのも8年ぶりというこの頃です。

私のアッパー奏法の問題点は現役当時から変わらず「タンギングしずらい」、「タンギングするとアンブシュアがずれる、口が動いてしまう」ことです。

今回の記事内容

  • マウスピースを唇にどうセッティングするか
  • マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるためには?
  • 唇がマウスピースにセッティングできてからチェックする(メリットとデメリット)
  • 「本日のトランペットおまけ動画」Adam Rapa – Monette 27th Anniversary Concert at Thompson Music

この記事の信頼性
この記事の信頼性

プロフィールにもある通り、自衛隊音楽隊を退職後は、テレビ歌番ビッグバンドやタレントバックのサポート、テーマパークなどで吹いていました。
現役の頃から苦手なタンギングをどうにか克服できないが日々悩んでいます。

この記事を読み終えると、トランペットの「奏法」が原因でタンギングなどに悩むあなたにとって、何らかのヒントが見つかるかも知れません。

それでは最後まで、じっくりとおつきあいください。

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マウスピースを唇にどうセッティングするか

マウスピースを唇にどうセッティングするか
マウスピースを唇にどうセッティングするか

冒頭で「上唇や下唇の位置、当てる強さがどちらが強いとかではなく、マウスピースの丸いリムに均等に当てるイメージ」。

このように言いました。

そもそもの私が抱えるタンギングの度に顎が口が動く、ぶれまくるという問題点の解決法は

スムーズに息が入れば、タンギングできれば口(アンブシュア)も動かない。
管理人きのじー

と、自分なりに腑に落とし結論付けました。

その具体的な解決策(トレーニング)方法として注力すべき3点が、

歯をどうセッティングするか(下歯・下顎の前後位置、歯の開け方)
マウスピースの唇の当て方(上唇と下唇均等なのか、どちらかに強くかけるのか)
舌のセッティング(舌先はどこへ?)

ということです。

ただ、この注力すべきポイントを全部チェックしながら常に吹くのは至難の業ですよね?

そこで、マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるイメージなら楽に取り組めると思ったのです。

マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるためには?

マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるためには?
マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるためには?

マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるためには、唇もタコの口のような形になりますよね?

ここで大事なのはあくまで「イメージ」ということです。

本当にタコ口を作ってしまっては、唇の内側が露出し、余計な力も入ってしまいます。

普段トランペットを吹くアンブシャのまま、

マウスピースの丸いリムに均等に唇を当てるイメージ

で、唇をセッティングする。

そうすれば、

下歯・下顎の前後位置、歯の開け方、上唇と下唇均等なのか、どちらかに強くかけるのか

などメンドクサイことをいちいちチェックする必要が無く、とりあえずマウスピースに唇がセッティング完了します。

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唇がマウスピースにセッティングできてからチェックする

唇がマウスピースにセッティングできてからチェックする
唇がマウスピースにセッティングできてからチェックする

マウスピースのセッティングが出来て、息を入れ唇を振動させ鳴る音を聞きながら、

下歯・下顎の前後位置、歯の開け方、上唇と下唇均等なのか、をチェックしていきます。

管理人きのじー

そのほうが、ハードルも下がりうんと楽ですよね?

このセッティング方法のメリットは以下の通り。

唇を横に引っ張らないためバテにくい(唇中央が厚くなりクッションができる)
唇両端から息が漏れにくい(唇の間の余分な隙間が無くなる)
歯やアパチュア、顎、プレスなど余計な事を考えなくてよい

一方、デメリットも考えられます。
管理人きのじー

唇が硬くなりがち(振動しずらくなる)
アパチュアが狭くなりがち(音が詰まる)
ハイトーンがきつくなる(慣れるまで?)

このデメリットの1つの解決方法として、セッティングの時に必ず舌を唇の間に差し入れるアクションを加えてみてください。

アパチュアも空き、乾燥した唇の振動部分も湿り、リラックス効果もあり音が鳴りやすくなります。

「トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目」まとめ

「トランペットの奏法アッパーに戻しました」まとめ
「トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目」まとめ

トランペットの奏法をアッパーに戻して3日目について現状を説明しました。

まだ3日目ですので、海のものとも山のものとも何とも言えません^^;。

ただ、1度lower奏法に変えて良かった点からヒントも浮かびました。
管理人きのじー

 

顎も以前よりは動きにくいです。
まだ相当意識しないとダメですけど。

もう少し細かく分かってきたこともあります。それが次回ブラッシュアップしてから報告しますね。

今回は以上になります。

アダムラッパも唇がうまくセンターにセッティングされていますよね。

「本日のトランペットおまけ動画」Adam Rapa – Monette 27th Anniversary Concert at Thompson Music


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