今回は、トランペットを練習する上で最優先順位で何が最も大切なのかを「超実践的」な観点から話をします。
これは、練習方法とかアンブシャとか吹き方、奏法に関するコトではありません。
「心構え」というだけに、精神論的な話にもなります。
しかし、それに伴った具体的な練習方法も解説します。
✅結論から言うとズバリそれは「毎日吹く」心構えを強く持つことです。
簡単なようで中々実行できないこと。
特に初心・中級者で仕事が忙しくトランペットを触ることすらままならない、という方も多いことでしょう。
今回は毎日吹く意識ずけをする方法について話します。
こんにちは還暦過ぎラッパのきのじーです。
20年前に現役を退き、トランペットを触るのも8年ぶりというこの頃です。
私は現役の忙しい頃はともかく、退いて趣味の一環にトランペットがなった時点から練習はしなくなりました^^;
しかし、これじゃあかん。どんどん鳴らなくなりますからね。
本日も、初心・中級者にわかりやすくトランペット奏法を解説します。
前回の「トランペット・マウスピース洗い方に注意|調子に影響あり!」に続いて、今回はトランペットの「練習の心構え」についての話をします。
初心・中級者のトランぺッターの方は「趣味でやってんだから好きな時、気の向いたときに吹きゃいいだろ」などと思うかもしれません。
しかし、トランペットが大好きなあなたなら、1日でもサボればたちまち調子を崩すことも既に承知してますよね?^^
トランペットは基本、毎日吹かないといけない楽器だから困ったものです( ;∀;)
前回の記事はこちら↓
今回の記事内容
- トランペットいつ吹くの?「今でしょ!」ってワケにもいかないよね
- トランペットを毎日触るための方法
- トランペットを毎日触れない人は「アンブシャの形ずくり」に注力すべし
プロフィールにもある通り、自衛隊音楽隊を退職後は、テレビ歌番ビッグバンドやタレントバックのサポート、テーマパークなどで吹いていました。トランペットの練習は1日でもサボれば、自分が追い込まれる恐怖でいたたまれなくなります(笑)
この記事を読み終えると、トランペットを練習する大事な心構えが身に付くかも知れません。
それでは、最後まで、じっくりとおつきあいください。
トランペットいつ吹くの?「今でしょ!」ってワケにもいかないよね
トランペットいつ吹くの、いつ練習したらよいの?「そりゃ今でしょ!暇なら」ってワケにも中々いきませんよね。
そりゃそうです。普段仕事で忙しく、ようやく自分の貴重な時間を少しだけキープできたのに。
それをトランペットの練習に当てろだと!?
って、なりますよ。
人は、トランペットの練習よりも優先すべき事がごまんとあります。
家庭があり子供がいて、あるいは祖父母の介護もあって、等々人には1分1秒でも時間が勿体ない、それぞれの事情ってものがあります。
そもそもトランペットは吹く環境が整ってなければ、楽器に触るアクションですら起こせません。
トランペットは大きな音がする楽器です。
しかし、家の中でいつでも吹けるような、恵まれた環境である人の方が圧倒的に少ないでしょう。
まずこの問題をクリアしない事には、トランペットに触りたい気持ちから失せてしまいますよね。
トランペットを毎日触るための方法
ランペットを毎日触るための方法は「できることさえ決めてしまえば」さほど難しいことではありません。
あなたの生活の中に、トランペットがオープンに吹ける時間が5分で良いからどこかで取れませんか?
家で吹ける(ウィスパーミュートも有り)なら1番OK。
ダメなら車の中。
車がダメなら近所の公園とか河原とか。
カラオケルームとか。
何かしら見つけて5分でも良いから音を出しましょう。
大きい音を出す必要はありません。
むしろ、p(ピアノ)からmf(メゾフォルテ)ぐらいまでの小さな音の方が良いです。
高い音にチャレンジしたい気持ちは抑えて、ミドルからローまでの中低音の音階とロングトーン中心に音を出しましょう。
いやいや、全ての方法がなくやっぱ音を出す環境がないし、そんなしてメンドクサイ。。
そんな方もおられるでしょう。
マウスピースのバズィングだけでも、と言いたいところですが、こちらの方がウィスパーミュートを使用したときより音が大きいです。
しかも、マウスピースのバズィングだけでは無駄とまで言いませんが実践面でのトランペット上達には関係ないかな、とも言えます。
ではどうするか。究極の方法を紹介します。
トランペットを毎日触れない人は「アンブシャの形ずくり」に注力
でた~(;´・ω・)。。
何て言わず少し聞いてください。
”トランペットを毎日触れない人は「アンブシャの形ずくり」だけでも注力すること”
これ、案外大事なことで、プロでもやってる究極の練習できない環境のサポートなんです。
だって、とにかくラッパに触ることすらできない理由なり事情があるわけです。
ならば、トランペットを吹くときの口を実践に入りやすいよう、しょっちゅう作っておき備える。
これしか方法はないではありませんか^^
そのかわり、アンブシャを作るだけならいつでもできます(よね?)。四六時中やるように心掛けてください。
やり方も簡単です。トランペットを吹く普段通りの口をそのまま再現するだけ。
唇の中心(アパチュア)から細く、太く、鋭く、温かく、変化をつけるように息を出すのがコツです。
今回は以上になります。
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