トランペットの練習「やる気なし…何をどう吹いたら良いの？」

元プロのトランぺッターきのじーです。還暦を超え8年ぶりに楽器を触りながらラッパのあれこれツブヤキます。

でも、なんか吹いとかなきゃ今度のリハ（本番）キツイしなぁ～。
でも、やる気ゼロMAXのこんな時っていったい何をどう吹いたら良いの？

メンドクサイことイヤなんだけど。

そりゃそうです、ごもっとも。

でも、数日後リハが控えてるから最低限、口だけでも慣らしておきたい。

そんな時、最も楽で簡単にできる裏技的な練習方法はないだろうか？

まぁ、ないことはないですが。。

詳細は本編で。

前回はトランペットは口先だけでは吹けない、について解説しました。

前回の記事はこちら↓

トランペットは口先だけでは吹けない

元プロのトランぺッターきのじーです。還暦を超え8年ぶりに楽器を触りながらラッパのあれこれツブヤキます。 トランペットは口先だけで吹ける楽器ではありません。

2020-11-12 13:15

今回はトランペットの練習などまるでやる気が起きない…最低限やるなら何をどう吹いたら良いの？」について回答します。

本記事も一部、プロの現場での観点・経験からお話をします。

具体的な対策法など本編で詳しく語ります。

こんにちは還暦過ぎラッパのきのじーです。
20年前に現役を退き、トランペットを触るのも8年ぶりというこの頃です。

現役の頃は、普段のトレーニングはサボりたくともサボるわけにはいきませんでした。

まぁ、当たり前の話ですよね。
しかし、厳しい分「練習時間を有効に使うコツ」なんてのも、なんとなく心得てるものです。

そのあたりにも触れていきましょう。

今回の記事内容

• トランペットを吹く気力が起きない、でも不安
• ウィスパーミュートで音を出すぐらいは出来る人の練習方法
• 短時間に無理して詰め込んでもムダ

この記事の信頼性

この記事を読み終えると、いつも気になっていた「トランペットの練習などまるでやる気が起きない…何をどう吹いたら良いの？」問題。

その答えががわかります。

それでは最後まで、じっくりとおつきあいください。

トランペットを吹く気力が起きない、でも不安

トランペットを吹く気力が起きない。
でも少しでも触っておかないと不安。

こういった状況に追い込まれているトランぺッターの方は少なくないでしょう。

それは、大事なリハなり本番を控えているからに他なりません。

そして「トランペットを吹く気力が起きない」理由も様々考えられます。

大きくはこの2つから派生するいろいろな事情があるでしょう。

要は「メンドクサイ」けど、少しは触っておかないと後々苦しむのは自分だ！
どうしたら簡単にトランペットのトレーニングを済ませられるのか？

ってことが本題だと思います。

まず、マウスピースを口に当てることすら時間が無い（もしくはイヤで）という人は何をすべきか。

この場合の最も効果的な練習方法とは「トランペットを演奏しているときの口（アンブシュア）を再現する」ことです。

実際にトランペットを吹いてる時を思い出してください。
とても疲労（バテる）しますよね。

その通りに唇周辺の筋肉の緊張感をもって口を作り、息を通してみてください。

長時間かけることが重要です。バズィングで音を出す必要はありません。
（※アンブシャが変に壊れるので、むしろ出さないで）。

これならテレビ見ながらでも、スマホいじりながらでも出来るでしょ？

唇周辺の筋肉が疲れて多少しびれるぐらいやったらそれなりの練習効果が出ますよ＾＾

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2020-10-22 19:12

ウィスパーミュートで音を出すぐらいは出来る人の練習方法

次にウィスパーミュートを使い、家で音を出すぐらいは出来る人の練習方法です。

ウィスパーミュートはどの製品も唇に負担がかかり、奏法への悪影響が問題となります。

なので、プレスし過ぎない、決して大きな音を出さないこと。

耳に聞こえる音よりも、唇がいかに細かく振動するかに注力する。
タンギングせず息だけで小さな音をひたすらロングトーンする。

実際にトランペットを強く鳴らしているイメージで吹いては絶対ダメ！
振動も奏法も荒れ、コンディションを崩すこと必至ですので。

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2020-10-21 20:26

トランペットの練習やる気なし！まとめ

トランペットの練習「やる気なし…何をどう吹いたら良いの？」について解決法を話してきました。

▶楽器に触れられないならアンブシャをひたすら作ってください。

▶少しでも消音器を使用して吹けるなら、小さな音でひたすらロングトーンを。

時間が取れない中、短時間に詰め込み無理して吹いたところでかえって逆効果です。

何故なら、唇やアンブシャなどに過度な負担をかけることこそ奏法が崩壊する原因になるから。

トランペット上達のコツの一つには「気持ちよくバテさせる」環境が大事です。

それにはやはり、どうしても時間が必要となります。

今回は以上になります。